姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

「知遇」の意味と使い方や例文!「知遇を得る」とは?(類義語)

【二字熟語】
知遇

【読み方】
ちぐう

【意味】
人格・能力などを認められて、厚く待遇されること。厚遇。値遇。

【語源・由来】
「知」は「相手を理解し、つきあう。しりあい。」
「遇」は「ある態度で人と接する。もてなす。」

【類義語】
厚遇、値遇

知遇(ちぐう)の使い方

ともこ
健太くんは。どうして空手教室に通うようになったの?
健太
偶然、日本の空手会の重鎮の知遇を得て、指導を受けるようになったんだよ。
ともこ
余程、健太くんの中に光る才能を見たのね。
健太
僕は僕で、見出してくれた先生の期待に応えたいという一心でがんばってるんだ。

知遇(ちぐう)の例文

  1. 大物政治家の知遇を得る。
  2. ともこちゃんは教授の知遇を得た。
  3. 健太くんは、厚い知遇を受けている。
  4. アメリカに留学していたころ知遇を得て、それ以来親しくしています。
  5. 思わぬ知遇を得て出世したい。

「知遇を得る」とは?

知遇」は、おもに、「知遇を得る」の形で使われます。

知遇を得る」とは、無名の人がその道の権威や権力者に能力を認められ、厚く待遇されることをいいます。

「入社後、部長の知遇を得て頭角をあらわした。」というように使います。