簡素の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
簡素
【読み方】
かんそ
【意味】
飾りけがなく、質素なこと。また、そのさま。
シンプルイズベストってやつやな。おしゃれで言えば、無駄なものを身につけずに、すっきりとしたコーディネートみたいなもんやな。
【語源・由来】
「簡」は「余計な部分をはぶいてある。手を抜いてある。」
「素」は「生地のままで手を加えてない。飾りけがない。」
【類義語】
質素、つましい、地味、つづまやか
【対義語】
豪華
簡素(かんそ)の解説
「簡素」という言葉は、物や出来事がとてもシンプルで、不要なものや余計な飾りなどが一切ないことを表す言葉なんだよ。
この言葉は、多くのものや要素を持たない、まっすぐで飾らないことを強調する時によく使われるんだ。例えば、「簡素な住まい」という時、それは部屋の中に必要最低限の家具しかなく、贅沢や余分な装飾がない家を指すんだ。
また、「簡素な結婚式」と言った場合、大きな会場や多くのゲストを招待することなく、家族や親しい友人だけを招いて行う小さな結婚式のことを指すんだ。でも、簡素だからって決して貧相とは違うんだ。
ちなみに、この「簡素」という言葉は、「かんそさ」という形でも使われることがあるよ。これは名詞形で、どれだけ簡素か、その程度を表す時に使われるんだ。「この人はかんそさを重視して生活している」とか、「その家はかんそさが特徴」というように使うことができるね。
だから、「簡素」という言葉は、シンプルで無駄がない、そして質素な様子や状態を表しているんだね。
簡素(かんそ)の使い方
簡素(かんそ)の例文
- 感染症蔓延を機に、感染対策のために手続きを簡素化しました。
- 彼はお金持ちだけれども、意外と簡素で素朴な生活を送っています。
- 二人だけの簡素な結婚式にしたいと考えています。
- 10代の女の子の部屋にしては簡素ですね。
- 簡素な服装をしていてもともこちゃんは美しい。
簡素の文学作品などの用例
悪い意味でも使われる?
「簡素」は、飾りけが無く、質素なことをいいます。
主に、簡単、つましい、つづまやかという良い意味で使われます。
しかし、「戦時中みたいな簡素な食事ですね」「簡素な結婚式ですこと」というように、嫌味や皮肉として悪い意味で使われることがあります。