奇異の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
奇異
【読み方】
きい
【意味】
普通とようすが違っていること。不思議なこと。また、そのさま。
普段見慣れてるものとちょっと違って、びっくりするようなもののことやねんな。
【語源・由来】
「奇」は「普通とは違っている。珍しい。」
「異」は「普通でない。あやしい。あやしむ。」
【類義語】
不思議、妙、奇妙、奇怪、怪奇、怪異
【対義語】
平凡
奇異(きい)の解説
「奇異」という言葉は、普通とは違った様子や、ちょっと変わった、不思議なことを表しているんだよ。
この言葉は、普通とは異なること、または見慣れないことを指すんだ。だから、普段見ないような変わったものや行動を見かけたら、それは「奇異」と言えるんだよ。例えばね、普段の生活であまり見ないような特別な色やデザインの服を着ている人がいたら、その人の服装は「奇異な服装」と言えるんだ。それは、周りの人たちがその服を見て、「あれは珍しい」「こんなの初めて見た!」って思うからだよ。
また、言動に関しても同じことが言えるんだ。例えば、みんなが静かにしている場所で、急に大声で歌を歌い始める人がいたら、その行動は「奇異な言動」と言えるよ。それは、その場の雰囲気や一般的な状況とはかけ離れた、普通ではない行動を取っているからなんだ。
だから、「奇異」という言葉は、普通とは違う、ちょっと特別な、または不思議なことや状況を表しているんだね。
奇異(きい)の使い方
奇異(きい)の例文
- 昔は、地動説は奇異の説と考えられていました。
- 若者の行動は、その場にいた年配者には奇異に映った。
- この本は、奇異な事件の真相を追う記者と刑事の物語です。
- 最近立て続けに奇異な出来事が起きている。
- 違う土地の人からすれば奇異な風習に思えるだろう。
奇異の文学作品などの用例
「奇異の目」とは?
「奇異」を用いた表現の一つに「奇異の目(きいのめ)」があります。
「奇異の目」とは、怪しく不思議なものを見る目という意味です。
つまり、何か変わった、または予想外のことを見て、その異質さや特異さに注目したり、興味を抱いたりする目のことを言うんだよ。
うーん、まあ、宇宙人が急に目の前に現れたら、「奇異の目」で見るやろうな!なんてことはない日常の中で、ちょっと変わったものや珍しいものに出くわしたときの目のことか。わかりやすいわ~。
【例文】
- 裸足で歩く健太くんを周囲の人は奇異の目で見た。
- イギリス生まれの彼女は、においがきつくてねばねばの納豆を美味しそうに食べる僕を奇異の目で見ていた。
- 神経が過敏になった僕は、奇異の目で見られているような気がして外出することができなくなった。