汲々の読み方・意味とは?(語源由来・類義語・対義語)
【二字熟語】
汲々
【読み方】
きゅうきゅう
「汲汲」とも書きます。
【意味】
一つのことに心を奪われて、ほかを顧みずに努めるさま。また、目先のことに追われ、あくせくして余裕がないさま。

「汲々(きゅうきゅう)」は、一つのことだけに心を奪われて努めたり、目先のことに追われて余裕を失ったりする様子だよ。

オラ、締め切りを気にして一つの仕事に追われ続ける様子も、「汲々としている」と表せるんだと分かったニャ。
【語源・由来】
「汲」は、もともと水をくむことを表す漢字です。「汲々(汲汲)」は、一つのことに心を向け、せわしなく努める様子をいう語です。
【類義語】
あくせく、一心不乱、専念(文脈によって意味が近い表現)
【対義語】
悠然、余裕綽々(あくせくするという意味に対する反対の表現)
汲々(きゅうきゅう)の解説
カンタン!解説
「汲々(きゅうきゅう)」は、一つのことに心を奪われ、ほかのことを顧みずに取り組む様子を表す言葉だよ。「汲汲」と書くこともあるんだ。
特に「目先の利益に汲々とする」「仕事に汲々としている」のように、あくせくして心や時間に余裕がない様子を表す場合が多いよ。
例えば、目先の利益ばかりを追い求めて、大切なことを見失ってしまっている様子も「利益の確保に汲々としている」と表せるんだ。
一つのことに熱心に努めるという意味もあるけれど、単に楽しんで夢中になっていることとは違って、余裕のなさや一つのことにとらわれる感じが出ることが多いよ。
文章では「汲々とする」「汲々としている」「汲々たる」のような形で使われるんだ。
汲々(きゅうきゅう)の使い方

健太くん、明日の発表の準備は進んでいる?

資料を仕上げることに汲々としていて、ほかのことを考える余裕がないよ……。

そんなに焦っていたのね。大事なところから一緒に確認しましょう。

ありがとう! 少し落ち着いて進められそうだよ。
汲々(きゅうきゅう)の例文
- 彼は、目先の利益を守ることに汲々として、長期的な計画を立てられずにいた。
- 担当者は、連日の問い合わせへの対応に汲々としていた。
- 自分の利益確保に汲々として、他人と協力できない。
- 彼は、周囲の評価を得ることに汲々とするあまり、自分の目標を見失ってしまった。
- 締め切りに追われ、目の前の作業に汲々とする日々が続いた。
「汲々とする」とは?
「汲々」を用いた表現の一つに「汲々とする」があります。
「汲々とする」とは、一つのことに心を奪われてひたすら努めることや、目先のことに追われてあくせくすることをいいます。

「汲々とする」は、利益や仕事など一つのことにとらわれて、ほかに心を配る余裕がなくなる様子を表すことが多いんだよ。

オラ、「汲々とする」は、ただ楽しく夢中になっているよりも、何かに追われて余裕がない感じが伝わるんだニャン。
【例文】
- 彼は自己保身に汲々としている。
- 彼は金儲けに汲々としているが、何でそんなに金が必要なんだ。
- 彼は、自分の評価を高めることに汲々とするあまり、仲間の意見に耳を貸さなくなった。

















