企図の読み方・意味
- 二字熟語
- 企図
- 読み方
- きと
- 意味
- あることを実現しようと企てること。また、その企て・もくろみ。
- よく使う形
- 企図する/〜を企図する/企図を見破る/企図を放棄する
- 似た言葉
- 意図、計画、構想、企画など
「企図」の意味を簡単にいうと
「企図」は、あることを実現しようと企てること、また、その企て・もくろみを表す言葉です。
「改革を企図する」「再建を企図する」のように使われ、日常会話よりも文章・報道・評論などで見かけることが多い、やや硬い表現です。
会話でわかる「企図」
「企図」は、何かを実現しようと企てること、またその企てやもくろみを表す言葉だよ。
『改革を企図する』なら、改革を実現しようと考え、企てるという意味なんだ。
オラにもわかったニャ。
何かを実現しようとして考えたり企てたりすることを表す、少しかための言葉なんだニャンよ。
「企図」は、必ず悪い計画を表す言葉ではありません。「改革を企図する」「再建を企図する」のように、中立的・肯定的な内容にも使えます。
「企図」の使い方
「企図」は、特に「〜を企図する」という形でよく使われます。
- 組織の再編を企図する
- 事業の再建を企図する
- 制度改革を企図する
- 相手の企図を見破る
- 当初の企図を放棄する
「計画する」よりも硬く、単に予定を立てるというより、ある目的を実現しようとして企てるという響きを持ちます。
「企図する」とは?
「企図する」は、あることを実現しようと企てる・もくろむという意味です。
たとえば「新事業への進出を企図する」なら、「新しい事業への進出を実現しようと企てる」という意味になります。
「企図」を「まだ何も始めていない初期段階」と決めつけるのは適切ではありません。中心は、何かの実現を目指して企てること・その企てにあります。
「企図」と「意図」「計画」「構想」の違い
どれも「これから何かをしようとする考え」に関係しますが、中心となる意味が異なります。
| 言葉 | 中心となる意味 | 自然な例 |
|---|---|---|
| 企図 | 何かを実現しようと企てること・もくろみ | 改革を企図する |
| 意図 | 何をしようとしているのかという目的・ねらい・考え | 発言の意図を読み取る |
| 計画 | 実行のために方法・順序などをあらかじめ考えること | 旅行の計画を立てる |
| 構想 | 物事の全体像や組み立てを頭の中で考えること | 新施設の構想を練る |
企図=実現を目指す企て、意図=目的・ねらい、計画=実行方法や順序、構想=全体像や組み立てと整理すると分かりやすくなります。
ただし、実際の文章では意味が重なる場合もあります。特に「企図」と「計画」を、必ず「初期段階/具体化した段階」のような固定順序で分けることはできません。
「企図」をもっと深く調べる
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企図(きと)の例文
- 経営陣は、事業の立て直しを企図して新しい方針を示した。
- 研究チームは、新しい分析方法の確立を企図している。
- 制度の抜本的な見直しは、数年前から企図されていた。
- 資料を読み込み、相手が何を企図しているのかを慎重に考えた。
- 予算上の問題から、当初の企図を一部変更することになった。
- 計画の実現が難しいと判断し、その企図を放棄した。
「企図」についてのよくある質問
Q. 「企図」は何と読む?
「きと」と読みます。
Q. 「企図する」はどういう意味?
あることを実現しようと企てる、もくろむという意味です。「改革を企図する」「再建を企図する」のように使います。
Q. 「企図」には悪い意味がある?
必ずしも悪い意味ではありません。悪い企てにも使えますが、改革・再建・研究など、中立的または肯定的な内容にも使えます。
Q. 「企図」と「意図」は同じ?
同じではありません。「企図」は何かを実現しようと企てること、「意図」は何をしようとしているのかという目的・ねらい・考えに重点があります。
Q. 「企図」と「計画」はどう違う?
「企図」は企て・もくろみ、「計画」は実行するための方法や順序をあらかじめ考えることに重点があります。ただし、意味が重なる場面もあります。
漢字から「企図」の意味を確認
- 企:先のことを考えて、もくろむ。計画する。
- 図:はかる。計画する。はかりごと。
「企図」は、あることの実現を目指して企てることを表します。ここでは辞書的な漢字の意味を確認しており、漢字の形から独自の語源を作っているわけではありません。
参考にした辞典
- 小学館『デジタル大辞泉』
- 『精選版 日本国語大辞典』
本記事では、辞書の中心義をもとに、「企図」「意図」「計画」「構想」の焦点の違いが分かるよう整理しています。
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