救恤の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
救恤
【読み方】
きゅうじゅつ
【意味】
困っている人に見舞いの金品などを与えて救うこと。
困ってる人を放っておかず、手を差し伸べるやり方やな。人の困りごとに気を使い、助ける心が大事ってことを示してるわけやな。
【語源・由来】
「救」は「危険や災害からすくい出す。」
「恤」は「あわれむ。困っている人に金品を贈る。」
【類義語】
慈善、チャリティー、慈善事業、救世、済度、救民、支援
【対義語】
施しを受ける、恵んでもらう、下賜される、恩賜
救恤(きゅうじゅつ)の解説
「救恤」という言葉は、困っている人たちを助けるために、お金や物を提供することを意味しているんだよ。
例えば、大きな地震や台風などの自然災害が起こったとき、被災者の人たちは家を失ったり、食べるものがなくなったりすることもあるよね。そんな時、政府や自治体、さらにはNPOなどの団体が「救恤」の活動を行うことで、被災者たちに食料や衣服、シェルターや医療の援助を提供することができるんだ。
「救恤する」とは、困っている人たちにお金や物を提供して助けるという行動を取ることを意味しているよ。具体的には、災害で家を失った人たちに生活のための資金を提供するとか、飢餓に苦しむ地域に食料を送るというような行動がこれに当たるね。
また、「救恤物資」という言葉は、救恤のために用意される具体的な物やサービスを指すんだ。食料、衣類、毛布、薬など、困っている人たちの生活を支えるための物品がこれに含まれるよ。
だから、「救恤」という言葉は、困っている人たちを助けるための行動や、そのための援助物資を意味しているんだね。
救恤(きゅうじゅつ)の使い方
救恤(きゅうじゅつ)の例文
- 資産家の彼は、多くの人を救恤し、仕事を与え生活基盤を整えてやった。
- 被災者の救恤を迅速に行う。
- 急激な物価高騰のため、政府は救恤に努めた。
- 川の氾濫で避難した人たちの救恤を行った。
- 飢饉が起こった時には、藩が救恤小屋をもうけ粥などを提供した。
「救恤金」とは?
「救恤」は、「救恤金(きゅうじゅつきん)」という表現で使われます。
「救恤金」とは、救恤の為の寄付金のことをいい、被災者や貧困者などを援助するための寄付金という意味です。
特に、大きな災害に遭った人や、生活が困難な人への援助のために集められる寄付金を表しているんだ。
そんなときに、みんなが手を差し伸べるための「助け合いのお金」ってことやろ。大事なんやな、そんな心の温かさ。
【類義語】
・義捐金(ぎえんきん)
【例文】
・集まった救恤金は、被災者に等しく分配されました。
・ウクライナで命や生活を脅かされている人々を支援するために救恤金を募ります。