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「所々」の意味と使い方や例文!「処々」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
所々

「処々」とも書く。

【読み方】
ところどころ

【意味】
①あちらこちら。あちこち。
②「人々」の敬称。かたがた。

【語源・由来】
「所」は「何かが行われるところ。何かがあるところ。場所。地点。箇所。」

【類義語】
そこここ

所々(ところどころ)の使い方

ともこ
みんな傘を持っているけど、今日は雨が降るの?
健太
天気予報で、所々雨が降るでしょうって言っていたよ。
ともこ
今朝は寝坊したから天気予報を見ていないわ。
健太
雨が降ったら、傘に入れてあげるよ。

所々(ところどころ)の例文

  1. その服は、所々ほつれていました。
  2. 所々間違えているので、一から見直しをしてください。
  3. 図書館の本なのに誰かが書きこんだのだろう、所々印が付いている。
  4. 所々ペンキが剥げているから塗りなおした方がよさそうだ。
  5. 昨日の雨で、所々ぬかるんでいるから気を付けて下さい。

「所々」と「処々」の違いは?

所々」は「処々」とも書きます。

処々」の「」は、「」と同じ、「ところ。場所。」という意味があります。

なので「所々」も「処々」も同じ意味です。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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