【二字熟語】
流用
【読み方】
りゅうよう
【意味】
使途の定まっているものを別の目的に使うこと。
【語源・由来】
「流」は「それる。はずれる。」
「用」は「もちいる。つかう。役立てる。」
【類義語】
転用、充用(文脈による)
「流用」の意味を簡単にいうと
「流用」は、本来の使い道が決まっているものを、別の目的に使うことです。お金だけでなく、部品・画像・文章・データ・設備などにも使います。
「流用」は悪い意味だけ?
いいえ。「予算を無断で流用する」のように問題のある使い方もありますが、「既存部品を新製品に流用する」「過去のデータを別の分析に流用する」のように、中立的・合法的な用法もあります。
「流用」という語そのものに、横領や不正という意味が含まれているわけではありません。
流用(りゅうよう)の使い方

健太くん。文化祭用の資金を流用したでしょう。

すぐ返すつもりで借りただけだよ。

黙って借りちゃだめでしょう。

返すのをすっかり忘れていたよ。心配かけてごめんね。
流用(りゅうよう)の例文
- 知る人ぞ知るこのメーカーの車は、既存の車の車体やパーツを流用して作られている。
- あの国が開発したミサイルに、日本の技術が流用された可能性がある。
- 他の論文の一部を流用したことが発覚した。
- 教師が修学旅行の積立金を私的流用していた。
- このスタジオは閉鎖していたライブハウスを流用したものです。
「流用」と「転用」「使い回し」との違いは?
「流用」に似ている語に「転用(てんよう)」「使い回し(つかいまわし)」があります。
「流用」と「転用」の違いは?
「転用」は、「本来の用い方をしないで、他の用途に用いること。流用。」という意味です。
「転用」には「流用」という意味があるのでほぼ同じ意味です。
しかし「流用」は、本来と別の目的に使うことをいいます。
「転用」も、本来の目的とは別の用途に用いることを表します。両者はかなり近い意味ですが、「流用」は、定まっていた使途から外して別の用途へ回すことや、既存の素材・部品・データなどを別の場面で用いることに使われやすい語です。
「流用」と「使い回し」の違いは?
「使い回し」は、一度使ったものを別の目的などで繰り返し使うことという意味です。
「使い回し」は、一度使ったものを繰り返し別の場面でも使うことを表す、比較的くだけた言い方です。
「流用」は必ずしも繰り返し使うことを意味しません。「別の目的へ用いること」に重点があり、「使い回し」は「同じものを何度も使うこと」に重点があります。

















