【二字熟語】
冷徹
【読み方】
れいてつ
【意味】
冷静で物事の本質を見通していること。
【語源・由来】
「冷」は「感情をたかぶらせない。」
「徹」は「貫き通す。とことんまで行き届く。」
【類義語】
冷血、冷静
【対義語】
温厚、温和、柔和
冷徹(れいてつ)の使い方
経営者って、従業員をリストラしないといけない時があるんだから大変だよね。
経営者は情に流されず常に冷徹でいなくてはいけなわよね。
責任重大だから、経営者の給料は高いんだね。
7億円近い給料をもらっている社長が日本にいるのよね。
冷徹(れいてつ)の例文
- ともこちゃんを好きという感情が邪魔して、冷徹に物事を見れなくなっている。
- 彼の冷徹な仕事ぶりは有名です。
- 冷徹に現実的判断をする必要がある。
- 彼の事だから、それは思いつきではなく、冷徹に計算しての行動だろう。
- 冷徹に利害関係を分析し、自分の立ち位置を決める。
「冷徹」と「冷酷」「冷淡」との違いは?
「冷徹」に似ている語に「冷酷(れいこく)」「冷淡(れいたん)」があります。
「冷徹」と「冷酷」の違いは?
「冷酷」は、「思いやりがなくむごいこと。無慈悲。」という意味です。
「冷徹」も「冷酷」も「冷」という漢字が使われています。
しかし、「冷酷」の「冷」は、情が薄いという意味で、「冷徹」の「冷」は、感情をたかぶらせないことをいいます。
「冷徹」は、冷静に物事を見通すことをいい、「冷酷」は、無慈悲なことをいうので意味が違います。
「冷徹」と「冷淡」の違いは?
「冷淡」は、「関心や興味を示さないこと。また、そっけなくて思いやりがないこと。」という意味です。
「冷徹」も「冷淡」も、「冷」という漢字が使われています。
しかし、「冷徹」の「冷」は、感情をたかぶらせないことをいい、「冷淡」の「冷」は、情が薄いことをいいます。
「冷徹」は、冷静に物事を見通すことをいい、「冷淡」は、そっけなくて思いやりがないことをいうので意味が違います。