轟音の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
轟音
【読み方】
ごうおん
【意味】
大きくてひびきわたる音。
遠くまでひびきわたって、誰もがビックリするような音ってことか。要は、大迫力の音ってわけやね。
【語源・由来】
轟きわたる音の意。
【類義語】
爆音
轟音(ごうおん)の解説
「轟音」という言葉はね、とっても大きな音が鳴り響くことを意味しているんだ。これは、ただの大きな音のことではなく、その場所全体に響き渡るような、とても力強い音のことを言うんだよ。
たとえばね、「列車が轟音を立てて通る」というのは、列車がとても大きな音を出しながら走っていく様子を言っているんだ。例えば、列車が近づいてくると、その音がどんどん大きくなって、通り過ぎるときには本当に大きな音がする。その音は、まわりのものがふるえるくらい強くて、列車が通り過ぎるまでずっと耳に残るんだ。これは、列車が通るときのその迫力ある音の様子を伝えているんだよ。
また、「轟音を立てて崩れる」というのは、何かが壊れるときや崩れるときにすごく大きな音がすることを表しているよ。例えば、大きな建物が解体されるときや、山崩れが起こるときなど、その瞬間に発生する大きな音のことを指しているんだ。
だから、「轟音」という言葉は、ただの大きな音ではなく、周囲に影響を与えるほどに非常に大きくて力強い響きを持つ音のことを言っているんだね。
轟音(ごうおん)の使い方
轟音(ごうおん)の例文
- その車のエンジンは、轟音を立てて動き出した。
- ヘリコプターが轟音を立てて頭上を飛んでいます。
- 工事が始まってから、何台ものダンプが轟音をとどろかせてこの道を通過するようになりました。
- F-35が轟音をひびかせて飛んでいった。
- 轟音を立てて鉄砲水が押し寄せてきた。
轟音の文学作品などの用例
-
・・・響や、何かの爆発する轟音などの間から聞えてくる。 見晴しのきく、・・・ 黒島伝治「パルチザン・ウォルコフ」
「轟音」と「爆音」の違いを解説
「轟音」に似ている語に「爆音(ばくおん)」があります。
「爆音」とは、
①爆発する音。
②内燃機関で混合気の爆発及び排気の際に発する音。
という意味です。
「轟音」も「爆音」も、大きくひびきわたる音のことをいいます。
しかし「爆音」は、爆発する際の大きな音や、飛行機、自動車などの発動機が発する音のことをいいます。
対して「轟音」は、爆発音などに限らず、辺りにとどろきわたるような大きい音のことをいいます。
一方、「爆音」とは、文字通り爆発する時の音のことや、特に、飛行機や自動車などの内燃機関、つまり、エンジンから発せられる大きな音のことを指しているよ。
それに対して「爆音」は、もっとピンポイントでバーンとくる音やな。爆弾がぶっ飛ぶ時とか、飛行機がゴーゴー言うてたり、車のエンジンがブゥォーンってあの音も、「爆音」って言うんやね。つまり、両方ともガツンとくる音やけど、「轟音」はもっと広がりを感じさせる音やし、「爆音」は瞬間的でガツンとくる音ってことか。ええやん、分かりやすいで!
つまり、とても大きな音で、遠くまで聞こえるような音のことを指すんだ。