【二字熟語】
全幅
【読み方】
ぜんぷく
【意味】
①はばいっぱい。
②あらんかぎり。
【語源・由来】
全面積の意。
【類義語】
全部、全面、全般、一切
【対義語】
一部、部分的
全幅(ぜんぷく)の使い方
今日の試合は勝てそう?
全幅の信頼を置いたメンバーだから大丈夫だよ。
安心感があると心強いわね。
向かうところ敵なしだよ。
全幅(ぜんぷく)の例文
- わたしはこの話に全幅の信頼を寄せている。
- 悠木にしたって、共同の記者に全幅の信頼を置いているわけではなかった。(横山秀夫、クライマーズ ハイ)
- 今回のフルモデルチェンジで車の全長、全幅は変わっていないが、室内空間は広くなった。
- そして地平線には、暗い森が聳ち、遠い山の頂が突出してゐる。この寒さと闇と沈黙との全幅の画図が己の胸へ悲哀と係恋とを吹き込むのである。天幕へ帰つて見ると、ワシリはもう寝てゐた。(森林太郎 、樺太脱獄記)
- 今己の心の全幅を領している 神聖なる物の音には、 獣の声では調子が合わない。(森鴎外、ファウスト)
「全幅の信頼を寄せる」とは?
「全幅」を用いた表現に「全幅の信頼を寄せる(ぜんぷくのしんらいをよせる)」があります。
「全幅の信頼を寄せる」とは、
【例文】
- 彼は私が全幅の信頼を寄せる部下です。
- ともこちゃんが全幅の信頼を寄せる君なら裏切らないだろう。