剃刀の読み方！「かみそり」と「ていとう」正しいのは？

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「剃刀」があります。

Q「剃刀」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか？

次の３択から選んでみて下さい。

剃刀の読み方

このページでは、悩みやすい「剃刀」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「剃刀」の読み方は、「かみそり」？「ていとう」？

剃刀の正しい読み方は、「かみそり」「ていとう」どちらなのでしょうか。実際に読もうと思うと難しく感じるかもしれませんね。

「剃」の音読みには「テイ」があり、訓読みには「そ（る）」があります。また、「刀」の音読みには「トウ」があり、訓読みには「かたな」があります。「かみ」や「そり」と読む漢字がないので、漢字をそのまま読むと「ていとう」になりそうです。

しかし、剃刀の読み方は「かみそり」が正しく、「ていとう」は間違いになります。

正解は、①の「かみそり」です。

広辞苑には「かみそり」の項目はありますが、「ていとう」はありません。

「剃」には「そる」「髪やひげをそり落とす」の意味があります。また、「刀」には「かたな」「はもの」の意味があります。

剃刀の意味は「頭髪やひげなどを剃るのに用いる刃物」です。

広辞苑の「かみそり」の項目には「『髪剃り』の意」とあります。

「剃刀（かみそり）」は、僧侶の髪やひげを剃るための法具として日本に伝わったことが言葉の由来にもなっているとされます。

剃刀を用いた例文には「剃刀を当てる」「肌が剃刀負けする」があります。