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凡庸の読み方!「ぼんよう」と「はんよう」正しいのは?

凡庸の読み方

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「凡庸」があります。

問題

Q「凡庸」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

凡庸の読み方
  1. 「ぼんよう」
  2. 「はんよう」
  3. 「ぼんよう」と「はんよう」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「凡庸」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「凡庸」の読み方は、「ぼんよう」?「はんよう」?

読み方

凡庸の正しい読み方は、「ぼんよう」「はんよう」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。

「汎」の音読みには「ボン」「ハン」があるので、どちらも読めそうです。

しかし、凡庸の読み方としては「ぼんよう」が正しく、「はんよう」は間違いになります。

正解は、①の「ぼんよう」です。

広辞苑の凡庸の項目には「ぼんよう」はありますが、「はんよう」はありません。

「凡庸」の意味

意味

凡庸の意味は「すぐれたところのないこと」「特別すぐれた能力や魅力がない様子」「平凡」です。

「凡」には「ありふれた」「ふつうの」の意味があります。また、「庸」にも「かたよらない」「ふつう」の意味があります。

この2つの漢字が両方入っている熟語であることから、突出したところがない様子が感じられます。

凡庸を用いた例文には「凡庸な人」「凡庸な作品」があります。

【関連記事】
「凡庸」の意味と使い方や例文!「汎用」との違いは?(類義語・対義語)

まとめ

まとめ
  • 凡庸の読み方は「ぼんよう」が正しい。
  • 「はんよう」と読むのは間違い。
  • 凡庸は「ありふれた」「ふつうの」を意味する。