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「閲覧」の意味と使い方や例文!「観覧」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
閲覧

【読み方】
えつらん

【意味】
①図書や書類を調べ読むこと。法令では、利害関係者が図書館等に図書類を請求して調べ読む場合に多く用いる。
②コンピューター内の情報やウェブサイトにアクセスして、その内容を見ること。

【語源・由来】
「閲」は「けみする。しらべる。かぞえる。」
「覧」は「みる。よくみる。広くながめる。」

【類義語】
閲読、縦覧、回覧、借覧、参考、参照、確認、吟味

閲覧(えつらん)の使い方

健太
ともこちゃん。この資料を見たいんだけど閲覧不可になっているんだ。
ともこ
あらまあ。パスワードでロックされているわね。
健太
厳重過ぎない?
ともこ
ここまで厳重に守られていると、是が非でも閲覧したくなるわね。

閲覧(えつらん)の例文

  1. 図書室で美術書を閲覧する。
  2. ホームページ自動閲覧ソフトを開発する。
  3. この本は閲覧専用なので貸出はできません。
  4. ともこちゃんが本を探している間、閲覧室で本を読むことにした。
  5. 関係者しか閲覧が許されていない。

「閲覧」と「観覧」の違いは?

閲覧」に似た語に「観覧」があります。

観覧」は「絵や芝居や風景などを見物し、あるいは眺めること。」という意味です。(例:観覧席。)

閲覧」が調べるという意味を含むのに対し、「観覧」に調べるという意味はなく、見物・眺めるという意味です。

似ていますが、意味は違うので注意して使いましょう。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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