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「参観」の意味と使い方や例文!「見学」「観覧」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
参観

【読み方】
さんかん

【意味】
その場に行って見ること。

【語源・由来】
「参」は「まじわる。くわわる。あつまる。」
「観」は「みる。くわしくみる。ながめる。」

【類義語】
見物、見学、観覧

参観(さんかん)の使い方

ともこ
今日は参観日ね。健太くんの家は誰が来るの?
健太
おじいちゃんだよ。とても楽しみにしていたよ。
ともこ
かっこいいところを見せないとだめね。
健太
どこで僕を指すのか、どんな質問をするのか、先生と打ち合わせをしてあるから大丈夫。

参観(さんかん)の例文

  1. 皇居一般参観は無料です。
  2. 校外学習で国会参観に行く予定です。
  3. 参観の申し込みは先着順で受け付けています。
  4. 幼稚園にも参観日があります。
  5. 参観料を徴収することになりました。

「参観」と「見学」や「観覧」との違いは?

参観」に似ている語に「見学」や「観覧」があります。

「参観」と「見学」の違い

見学」は「実地に見て知識を得ること。」という意味です。(工場を見学する。)

参観」はその場に行って見ることをいいますが、「見学」は実際に見て体験をし、知識を得るという意味なので「参観」とは異なります。

「参観」と「観覧」の違い

観覧」は「絵や芝居や風景などを見物し、あるいは眺めること。」という意味です。(例:観覧席。)

参観」と「観覧」は見せる場が用意されていて、それを見るという意味では同じです。

しかし、「参観」は主に学校行事の一環として生徒の保護者が授業を見ることをいいます。対して「観覧」は、試合や芝居、展示品、特別な場所からの景色などを見ることをいう点が異なります。

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