隔世の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
隔世
【読み方】
かくせい
【意味】
世を隔てること。時代を異にすること。
たとえば、おじいちゃんやおばあちゃんが子供の頃の話と、今の子供たちの生活が、えらく違うように感じるのもこれやね。
【語源・由来】
「隔」は「間をおいて。一つおいて次の。」
「世」は「よ。よのなか。時の大きなくぎり。時代。」
【類義語】
今昔の感、諸行無常
【対義語】
現代
隔世(かくせい)の解説
「隔世」という言葉は、一つの時代や世代から別の時代や世代へと大きな時間が経過していることを示す言葉なんだよ。
たとえば、おじいちゃんやおばあちゃんの若い頃と、今の私たちの生活は、技術や習慣、価値観など、いろいろな面で大きく異なることがあるよね。そんな時、その2つの時代や世代の間には大きな時間の隔たりや違いがあると感じることができるんだ。このような状況を「隔世」と言って表現することができるんだよ。
「隔」は「間に隔たりがある」という意味で、「世」は「時代」や「世代」を意味しているんだ。だから、「隔世」は文字通り、時代や世代が隔たっている、つまり、時代が違うことを示しているのさ。
また、「かくせ」とは「隔世」のことをもっと簡単に、または口語的に言い換えた言葉だよ。友達同士の会話で、昔のことを話す時や、昔の技術と今の技術の違いを話す時などに、この「かくせ」という言葉を使って表現することができるんだ。
だから、「隔世」という言葉は、時代や世代が大きく異なる、またはそれらの間に大きな時間的な隔たりがあることを表しているんだね。
隔世(かくせい)の使い方
隔世(かくせい)の例文
- 学生時代のことを思うと隔世の感がある。
- パソコンがなかった頃のことを思うと隔世の感がある。
- 隔世遺伝で健太くんはおじいちゃんに似ている。
- 当時のことを思うと隔世の感がある。
- 学生時代を振り返ると今の生活は隔世の感がある。
隔世の文学作品などの用例
「隔世の感」とは?
「隔世」を使った語に「隔世の感」があります。
「隔世の感」とは変化が激しく、まるで世代が変わってしまったような感じ。
という意味です。
この言葉は、短い時間での大きな変化やギャップを感じる際に使われることが多いね。
たとえば、テクノロジーが進化して、昔のスマホと今のスマホを比べたら「隔世の感」を感じるってわけや。つまり、超早いペースでの大きな変化を表す言葉やな。
【例文】
- 宇宙旅行に一般人が行ける日が来るとは隔世の感がある。
- 十年ひと昔といいますが、子供の頃の事を考えると全く隔世の感が御座います。
それは、昔と今、若い世代と老いた世代など、時代の流れや背景が大きく異なる状況を示しているんだ。