幻滅の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
幻滅
【読み方】
げんめつ
【意味】
期待やあこがれで空想し美化していたことが現実とは異なることを知り、がっかりすること。
ドキドキわくわくしてたのに、実際は「え、これ?」ってなるやつや。夢見てたものがパーになる瞬間やね。思い描いてたのと違うって、よくある話やな。
【語源・由来】
「幻」は「まぼろし。実在しないのに、あるように見えるもの。」
「滅」は「ほろびる。ほろぼす。きえる。火や明かりが消える。」
【類義語】
がっかり、失望、落胆
【対義語】
魅了
幻滅(げんめつ)の解説
「幻滅」という言葉はね、期待や憧れを抱いていたものが、実際には思っていたようなものではないと気づいて、失望することを意味しているんだよ。
たとえばね、「幻滅の悲哀を味わう」っていうのは、自分がすごくいいと思ってたことが、実際にはがっかりするほど違っていたときに感じる悲しい気持ちのことを言うんだよ。例えば、夢に見てた仕事が思ったより大変だったり、好きな人との関係がうまくいかなかったりするときに、そのギャップによって感じる悲しさや失望のことなんだ。
また、「都会生活に幻滅する」というのは、都会での生活がキラキラして楽しいと思っていたけど、実際に住んでみたら、思ってたのと違って大変だったり、孤独だったりして、がっかりすることを言うんだよ。たとえば、人が多すぎてうるさい、家賃が高い、人とのつながりが薄いなど、都会の大変な面を実感することを指しているんだ。
だから、「幻滅」という言葉は、自分が想像していた理想と現実の間に大きな差があることを知って、残念に思ったり、悲しくなったりする気持ちを表しているんだね。
幻滅(げんめつ)の使い方
幻滅(げんめつ)の例文
- 僕に激しい幻滅を与えた。
- 大人になってから父に幻滅した。
- 幻滅を味わうこともあったが概ね幸せだった。
- 実物を見て幻滅した。
- 事実を知って幻滅した。
幻滅の文学作品などの用例
「幻滅」と「失望」との違いを解説
「幻滅」に似ている言葉に「失望」があります。
「失望」は期待がはずれてがっかりすること。また、その結果、希望を持てなくなること。
という意味です。
「幻滅」と「失望」はがっかりするという意味が同じです。
しかし「幻滅」は「彼女の意外な一面を見て幻滅した。」というように、幻想がくずれてがっかりするという意味、対して「失望」は「結果に失望する。」のように、望みがなくなりがっかりすることをいうので使い方が違います。
一方で、「失望」は、何かに対して期待していたけど、その期待が満たされなくてがっかりすること、そしてその結果、もう希望が持てなくなるような状態を表しているよ。
そして、「失望」は、期待してたことがダメだった時に、「あかん、もうええわ…」ってなるやつか。期待ハズレで心がポキッと折れるみたいな。似てるけど、ちょっと違うんやな。
つまり、理想と現実のギャップに直面した時の失望感を表しているんだよ。