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「吹聴」の意味と使い方や例文!読み方は「すいちょう」「ふいちょう」どっち?(類義語)

【二字熟語】
吹聴

【読み方】
ふいちょう

【意味】
言いふらすこと。言い広めること。

【語源・由来】
もとの漢字は「風聴(ふうちょう)」。純粋の漢語ではない。

【類義語】
喧伝、流布

吹聴(ふいちょう)の使い方

ともこ
健太くんの悪い噂を聞いたわよ。
健太
誰が僕の悪い噂を吹聴しているんだ。
ともこ
健太くんのクラスメイトが吹聴しているみたいよ。
健太
僕の方がかっこいいから嫉妬しているんだろうな。

吹聴(ふいちょう)の例文

  1. 彼は大物政治家と親しい仲だと吹聴した。
  2. 息子が試合に勝ったことを吹聴した。
  3. 近所の人がその話を町中に吹聴した。
  4. 彼は自分の腕のよさを吹聴している。
  5. このことは世間に吹聴しないようにと言われた。

読み方は「すいちょう」「ふいちょう」どっち?

吹聴」は「ふいちょう」と読みます。

吹聴」の「」に「ふい」という読み方がなく、一般的に音読みで「すい」と読むため、「すいちょう」と読んでいる人がいますがこれは誤りです。

正しくは「ふいちょう」です。

ふい」という読み方は表外読みといわれる特殊な読み方です。

他に「ふい」という読み方をする語に「吹子(ふいご)」があります。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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