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「不問」の意味と使い方や例文!「不問にする」とは?(類義語)

【二字熟語】
不問

【読み方】
ふもん

【意味】
取り上げて問題にしないこと。

【語源・由来】
「不」は「否定を表す語。…しない。…でない。」
「問」は「といただす。とう。とい。」

【類義語】
見逃す、大目に見る、容赦、無条件、黙認

不問(ふもん)の使い方

健太
最近、樹木葬が人気なんだって。
ともこ
樹木葬は、宗教不問だし、墓石の管理を次世代に委ねる必要がないことが良いわよね。
健太
このグローバルな時代に、子孫にお墓の心配をさせたくないもんね。
ともこ
その土地に縛り付けるのは申し訳ないし、私も樹木葬が良いわ。

不問(ふもん)の例文

  1. 上司の厚情で、今回のミスは不問に付してもらった。
  2. 贔屓されている彼が不問に付され、僕だけが処罰された。
  3. この事件に関係した人たちの責任がほとんど不問に処された。
  4. 比較的軽い罪は不問とすることとする。
  5. プロフェッショナルかアマチュアかは不問とします。

「不問にする」とは?

不問」を用いた表現の一つに「不問にする」があります。

不問にする」とは、取り上げて問題にするようなことはしないという意味です。

【例文】

  1. 情状を酌量して不問にすることになりました。
  2. 社員にだけ責任を押し付け、経営陣の責任は不問にする
  3. 求人の条件で、経験や年齢は不問にする