簡略の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
簡略
【読み方】
かんりゃく
【意味】
手短で簡単なこと。手軽で簡単なこと。また、そのさま。
ややこしくなく、さっくりとした感じのことやね。これは、わかりやすくてええ言葉やな!
【語源・由来】
「簡」は「てがるな。おおまかな。」
「略」は「はぶく。かんたんにする。」
【類義語】
容易、簡単、たやすい
【対義語】
煩雑
簡略(かんりゃく)の解説
「簡略」という言葉は、何かが手短で簡単にできること、またはそのような状態や様子を指す言葉なんだよ。
たとえば、何かの申し込みをするときや、新しいものを作るときなど、長くて複雑な手続きや作業をもっと手短に、簡単にすることを「簡略化する」と言ったりするんだ。「手続きを簡略にする」というのは、例えば銀行での新しい口座の開設や役所での申請など、色々な手続きが必要なときに、それをもっとシンプルに、そして早く終わらせられるように改善することを指しているんだ。たくさんの書類を提出する必要があった場面で、もしそれが少なくなったら、それは「簡略化」されたと言えるよ。
また、「簡略なあいさつ」っていうのは、例えば長い挨拶文じゃなくて、「こんにちは」や「ありがとう」のような短い言葉で済ませること。短いけれども、その意味はちゃんと伝わるから便利なんだ。
そして、この「簡略」という言葉から派生して、「かんりゃくさ」という言葉がある。これは「簡略」という概念をもとにした名詞で、何かが簡略であること、または簡略な様子や性質を持っていることを指しているよ。例えば、スマートフォンのアプリが使いやすくて、何をするにもすぐわかるようなデザインだったら、「このアプリはかんりゃくさがある」と言ったりするんだ。
だから、「簡略」という言葉は、物事が手短で簡単であること、またはそのようにすることを示しているんだね。
簡略(かんりゃく)の使い方
簡略(かんりゃく)の例文
- 簡略な解説を添える。
- 感染予防の観点から式典を簡略化する。
- 要点だけを簡略に話す。
- 簡略な方法をとる。
- 誰にでもわかりやすいように登録手続きを簡略化する。
簡略の文学作品などの用例
「簡略化」と「簡素化」の違いは?
「簡略」は「簡略化」という表現で使われることがあります。
「簡略化」は「手軽で簡単にすること。」
をいいます。
その「簡略化」に似ている語に「簡素化」があります。
「簡素化」は「むだを省いて簡単にすること。」
という意味です。
「簡略化」と「簡素化」はどちらも簡単にすることをいいます。違いは「略」と「素」の意味の違いです。
「略」は「はぶく・うばう」こと、 「素」は「生地のままで手を加えていない。飾りけがない。」ことをいいます。
なので、「簡略化」は飾り気がない、素のままのことをいいい、「簡素化」は省くという点が違います。