【二字熟語】
頑迷
「頑冥」とも書く。
【読み方】
がんめい
【意味】
かたくなでものの道理がわからないこと。考え方に柔軟性がないこと。また、そのさま。
【語源・由来】
「頑」は「融通がきかない。かたくな。」
「迷」は「こまる。明らかでない。すじがとおらない。奇妙な。」
【類義語】
頑愚
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頑迷(がんめい)の使い方
おじいちゃんが。年々頑迷になっていくんだよね。
年を取ると丸くなっていくんだと思っていたわ。
僕もそう思っていたよ。
脳みそが凝り固まっていくのかしらね。困るわね。
頑迷(がんめい)の例文
- ともこちゃんは頑迷な態度を崩さない。
- 健太くんは頑迷固陋な性格です。
- ともこちゃんは頑迷で隙が無い。
- 健太くんは頑迷なまでの決意をしている。
- 他者の言い分を聞かぬ頑迷な性分をしている。
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頑迷固陋(がんめいころう)とは?
「頑迷」を使った四字熟語に「頑迷固陋(がんめいころう)」があります。
「頑迷固陋」とは頑固でものの見方が狭く、道理をわきまえないこと。また、自分の考えに固執して、正しい判断ができないこと。
という意味です。
「頑迷固陋な性質」、「年とともに頑迷固陋になる」というように使われます。
「頑迷」はかたくなで道理をわきまえないこと。「固陋」は考えが狭くてかたくななこと。頑固で見方が狭いこと。また自分の考えに固執して、他人の意見を聞き入れず、正しい判断ができないこと。わからずや。「陋」は、心・考えが狭い。
【類義語】
- 頑執妄排(がんしゅうもうはい)
- 頑冥不霊(がんめいふれい)
- 頑陋至愚(がんろうしぐ)
- 刻舟求剣(こくしゅうきゅうけん)
- 冥頑不霊(めいがんふれい)