意外の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
意外
【読み方】
いがい
【意味】
考えていた状態と非常に違っていること。また、そのさま。
自分が思ってたことと全然違うことが起こったときの、あのビックリした感じやな。例えば、「あれ?この人、意外と面白いな」みたいなときに使うんやな。
【語源・由来】
「意」は「こころ。きもち。思い。考え。」
「外」は「一定の枠・意向などからはずれること。」
【類義語】
思いのほか、案外、思いがけない
【対義語】
当然
意外(いがい)の解説
「意外」という言葉は、自分が考えていたことや予想していたこととは全く違う、予期していなかった状態を指すんだよ。つまり、予想外のことが起こったときに使う表現なんだ。
例えば、「事件は意外な展開を見せた」っていう場合は、その事件が予想していたものとは違う、意図しなかった方向に進んだことを示しているんだよ。
また、「意外に背が高い」は、その人が自分が思っていたよりも背が高い、つまり、予想よりも身長が高いということを意味しているよ。
なお、「意外と」の形も使われることがあるよ。「意外と知られていない事実」は、多くの人々が知らないかもしれない、つまり、予想外にあまり知られていない事実、という意味になるんだ。
これらのように、「意外」という言葉は、事実や状況が自分の予想や考えと異なるときに使われる表現で、予想外のサプライズや驚きを伝えるのによく使われるんだよ。
意外(いがい)の使い方
意外(いがい)の例文
- 意外な出来事だった。
- ランドセルは意外に重い。
- 意外と難しいね。
- 意外に元気なので安心した。
- 意外な事実が明らかになる。
意外の文学作品などの用例
- ・・・婆さんは意外にも自分の胸へ、自分のナイフを突き立てたまま、血だま・・・ 芥川竜之介「アグニの神」
- ・・・その言葉を聞くと父は意外そうに相手の顔を見た。そして不安の色が、・・・ 有島武郎「親子」
- ・・・情を持っていない人の意外に多いのを見て驚いた。というよりは、一種・・・ 石川啄木「弓町より」
「意外」と「以外」の違いは?
「意外」に似ている語に「以外(いがい)」があります。
「以外」は
①ある範囲の外側。(例:自分の職務以外のこと。)
②(他の名詞や動詞に付いて)それを除く他の物事。(例:関係者以外入室禁止。食べる以外に楽しみがない。)
という意味です。
「以外」は、それを除いたほかの物事のことをいいます。対して「意外」は、考えていたことと違うことをいうので意味が違います。
一方、「以外」は、ある範囲から外れたもの、あるいはある物事を除いた他のすべてを指す言葉なんだ。
そして、「以外」は「これだけはちゃうで、他のすべて」って言うときに使うんやな。うーん、これは意外と以外、似てるけど違うもんやな。
これは、予想外の出来事や、驚きの状況を表しているんだ。