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「目途」の意味と使い方や例文!「目処」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
目途

「目処」とも書く。

【読み方】
「目途」の読み方は“もくと”です。「めど」と読まれることもありますが、正式には「もくと」と読みます。

【意味】
目指すところ。目当て。また、物事の見通し。

【語源・由来】
「目途」は、植物の「蓍萩(めどはぎ)」の古名「めど」からとされている。易占いで使う細い竹の棒を「筮竹(ぜいちく)」というが、昔は「めどはぎ」が使われており、この棒を「めど」や「めどぎ」と呼び、「めど」は「占い」の意でも使われた。占いは将来のことをみることから、「めど」が「目当て」や「見通し」の意味になった。また、針の糸を通す穴「針孔(めど)」を狙うところからという説もある。

【類義語】
目標

目途(めど)の使い方

健太
やっと資料整理の目途がついたよ。
ともこ
がんばったわね。
健太
ここまで来るのは大変だった。
ともこ
最後まで気を抜かないでね。

目途(めど)の例文

  1. 仕事の目途がつく。
  2. いっこうに問題解決の目途が立たない。
  3. 今月末を目途に完成させる。
  4. いつ終わるのか目途がつかない。
  5. 解決の目途が立たない。

「目途」と「目処」の違いは?

目途」は「目処(めど)」とも書きます。

目途」と「目処」は同じ意味です。

しかし、「目途」は元々「もくと」と読まれていましたが、後に「めど」という読み方もされる様になったという経緯があります。

目途(もくと)」は、「めあて。見込み。めど。」という意味です。

目処」には別の読み方はないです。

一般的には「目処」が使われる事が多いです。