悪評の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
悪評
【読み方】
あくひょう
【意味】
悪い評判。悪い批評。
自分がやったことや振る舞いが、人から「それあかんわー」とか「なんやあれ」とか、ネガティブに思われることなんやな。
【語源・由来】
悪い評の意。
【類義語】
不評
【対義語】
好評、声価
悪評(あくひょう)の解説
「悪評」っていうのはね、人から良くない評価や意見をもらうことだよ。たとえば、勉強やスポーツができないとか、態度が悪いとか、そういう悪い噂や話が広まることを指すんだ。
例えばね、「悪評を買う」っていう表現があるけど、これは自分の行動や態度で、人から良くない評価や意見を受けることを言うんだよ。
逆に「好評」は、人から良い評価や意見をもらうことを言うんだね。だから、僕たちも常に良い行動や態度を心がけて、悪評ではなく、好評を得られるようにしたいものだよね。
悪評(あくひょう)の使い方
悪評(あくひょう)の例文
- 悪評を受ける。
- 一度悪評が立つと信用を回復するのは難しい。
- 健太くんは金に汚いという悪評が立つ。
- 強引な商法で悪評を買った。
- その映画は悪評だった。
悪評の文学作品などの用例
- ・・・それに、私は悪評というものがどれだけ相手を傷つけるものであるかと・・・ 織田作之助「可能性の文学」
- ・・・というこれまでの悪評に、ますます拍車を掛けるような結果になった。・・・ 織田作之助「道なき道」
- ・・・ては妾になったのかと悪評だった。が本当は、柳吉が早く帰るようにと・・・ 織田作之助「夫婦善哉」
「悪評」と「不評」「酷評」との違いを解説
「悪評」に似ている語に「不評(ふひょう)」「酷評(こくひょう)」があります。
「悪評」と「不評」の違いは?
「不評」は、「評判の悪いこと。評価の低いこと。また、そのさま。不評判。」という意味です。
「悪評」も「不評」も、よくない評判をいいます。
「悪評」は、悪い評判の意味です。
対して「不評」は、思ったような評判が得られないこと、評価が低いことをいう点が違います。
悪評とは、具体的に悪い評判や、悪く評価された意見を指すんだよ。
つまり、全体的に人々から評価が低いってことや。どっちも評判がイマイチなんやけど、具体的な悪い評価が出てるのが「悪評」、全般的に評価が下がってるのが「不評」ってことなんやな。
「悪評」と「酷評」の違いは?
「酷評」は、「手厳しく批評すること。また、その批評。」という意味です。
「悪評」も「酷評」も、悪い評判をいいます。
「悪評」は名詞として、「酷評」は、「酷評する」「酷評される」のように動詞として使う違いがあります。
悪評が一般的に悪い評価や評判って感じやけど、酷評は本当に辛辣な批評やねんな。ちょっと「悪評」よりもレベルが上の感じやな。
人々があなたの行為や態度に対して、否定的な意見を持つことを表す言葉なんだ。