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「悪手」の意味と使い方や例文!読み方「あくて」は間違い?(類義語・対義語)

悪手の読み方・意味とは?(類義語・対義語)

意味

【二字熟語】
悪手

【読み方】
あくしゅ

【意味】
囲碁・将棋などで、その場面で打つべきでないまずい手。

二字熟語の博士
「悪手」という言葉は、囲碁や将棋のようなゲームで、その状況において適切でない、つまり失敗した手を指すんだよ。
助手ねこ
ああ、そやな。それは「その状況で打つべきちゃう手を打つこと」ってことやな。

要するに、ミスやな。これは、考えてから行動することの大切さを教えてくれる言葉やな。

【語源・由来】
囲碁・将棋などで、まずい手の意。

【類義語】
下手、凡手、緩手

【対義語】
妙手、最善手、好手、名手

読み方「あくて」は間違い?

悪手」は、「あくしゅ」と読みます。

碁、将棋、双六、チェスなどの勝負で使われる語で、まずいうち方をいいます。

勝負中に、間違えて「あくて」と言わないようにしましょう。

悪手(あくしゅ)の解説

カンタン!解説
解説

「悪手」っていうのは、囲碁や将棋などのボードゲームで使われる言葉で、それは、その場面で打つべきでない、つまりあまりよくない手を指すんだよ。

例えばね、将棋で、相手の駒を取ろうと思って自分の大切な駒を動かしたけど、それが逆に自分の王を危険な状態にさらしてしまった、そんな場合に「悪手を打つ」と言うんだ。

「悪手」は、ただの失敗じゃなくて、ゲームの戦略を大きく左右するような間違いを指すことが多いんだよ。だから、囲碁や将棋をプレイする時は、どんな手を打つべきかよく考えることが大切なんだね。

悪手(あくしゅ)の使い方

健太
あのサッカーチームが主力選手を放出するんだって。
ともこ
それは悪手じゃないかな?
健太
財政難で給料が払えないらしいよ。
ともこ
主力選手がいなくなると試合に勝てない。勝てないと収益が減るし、負のスパイラルよね、

悪手(あくしゅ)の例文

例文
  1. 最後に悪手を指して負けた。
  2. その手は一般的に悪手とされている。
  3. とんでもない悪手を打ってしまった。
  4. 動揺がミスを呼び、悪手を重ねた。
  5. 悪手を打って、政府内の支持を失った。

悪手(あくしゅ)の文学作品などの用例

  1. ・・・というのがある。悪手として妙な所へ打たれた銀という駒銀が、進むに・・・ 織田作之助可能性の文学
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