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「罵声」の意味と使い方や例文!「罵倒」「野次」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
罵声

【読み方】
ばせい

【意味】
口ぎたなくののしる声。

【語源・由来】
「罵」は「大声で相手を非難する。ののしる。」
「声」は「人や動物が出すこえ。」

【類義語】
罵倒、痛罵、面罵、嘲罵、冷罵、漫罵、悪罵

【対義語】
賛辞

罵声(ばせい)の使い方

ともこ
健太くん。昨晩、この辺で殺人事件があったんだけど、何か目撃していないの?
健太
夜中に罵声が聞こえたよ、うるさくて眠れなかったんだ。
ともこ
それは有力な情報なんじゃないの?
健太
警察に話してみるよ。

罵声(ばせい)の例文

  1. 健太くんに罵声を浴びせる。
  2. 聴衆に罵声を浴びせられても演説をやめなかった。
  3. 選手のミスにサポーターは罵声を浴びせた。
  4. 議会は罵声の飛び交う中で終了した。
  5. 客の罵声に堪えきれず、逃げ出してしまった。

「罵声」と「罵倒」「野次」の違いは?

罵声」に似ている語に「罵倒(ばとう)」「野次(やじ)」があります。

「罵声」と「罵倒」の違い

罵倒」は
激しい言葉でののしることという意味です。

罵声」は、ののしる声をいいますが、「罵倒」は、ののしる行為をいう点が違います。

「罵声」と「野次」の違い

野次」は
やじること。また、その言葉という意味です。

罵声」は、ののしる声をいいます。対して「野次」は、やじる行為やその言葉をいう点が違います。