姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

常夏の読み方!「じょうか」と「とこなつ」正しいのは?

常夏の読み方

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「常夏」があります。

問題

Q「常夏」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

常夏の読み方
  1. 「とこなつ」
  2. 「じょうか」
  3. 「とこなつ」と「じょうか」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「常夏」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「常夏」の読み方は、「とこなつ」?「じょうか」?

読み方

常夏の正しい読み方は、「とこなつ」「じょうか」どちらなのでしょうか。

「常」の音読みには「ジョウ」、訓読みには「つね」「とこ」があります。また、「夏」の音読みには「カ」「ゲ」、訓読みには「なつ」がありますので、どちらも読めそうですね。

しかし、常夏の読み方は「とこなつ」が正しく、「じょうか」は間違いになります。

正解は、①の「とこなつ」です。

広辞苑には「とこなつ」の項目はありますが、「じょうか」はありません。

「常」を「とこ」と読む言葉には、他にも「常世(とこよ)」「常春(とこはる)」「常節(とこぶし)」などがあります。

「常夏」の意味

意味

常夏の意味には「いつも夏のようであること」「ナデシコの古名」「四季咲きのセキチクの園芸品種」があります。

「常」には「つね」「いつも」「つねに変わらない」の意味があります。また、「夏」には「(四季の1つの)なつ」の意味があります。

常夏を用いた例文には「常夏の島に行く」「常夏は春から秋まで咲き続ける」があります。

【関連記事】
「常夏」の意味と使い方や例文!常夏の国(地域)はどこ?(類義語)

まとめ

まとめ
  • 常夏の読み方は「とこなつ」が正しい。
  • 「じょうか」と読むのは間違い。
  • 常夏は「いつも夏のようであること」を意味する。