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「冒頭」の意味と使い方や例文!「冒頭部分」とはどこまで?(類義語・対義語)

【二字熟語】
冒頭

【読み方】
ぼうとう

【意味】
①文章・談話のはじめの部分。
②物事のはじめの部分。

【語源・由来】
枕、文頭、書き出し

【類義語】
枕、文頭、書き出し、最初、起首

【対義語】
後書、跋文、結尾、末尾、結末

冒頭(ぼうとう)の使い方

ともこ
健太くん。読み終わったの?
健太
本って冒頭がつまらないことが多いんだよ。我慢して読み進めていくと中盤からおもしろくなるんだ。でも、この本は冒頭からおもしろいんだ。
ともこ
へえ。私も読みたいわ。
健太
もう読み終わったからゆっくり楽しんでよ。

冒頭(ぼうとう)の例文

  1. またこの文章が書かれている書物の冒頭で、マルクスはこう述べている。(岩井克人 ヴェニスの商人の資本論)
  2. この件に関して、私の考えは冒頭で申しあげたとおりです。
  3. 校長先生は、式典の冒頭にあいさつを述べた。
  4. それはマクベスの冒頭の場面に出てくるセリフね。
  5. 犯人との交渉は冒頭から難航しました。

「冒頭部分」とはどこまで?

冒頭」を用いた表現の一つに「冒頭部分(ぼうとうぶぶん)」があります。

冒頭部分」とは、文章や談話のはじめの部分という意味です。

夏目漱石の「吾輩は猫である」なら、「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」が「冒頭部分」になります。

文章や談話のはじめの区切りのいいところまでを「冒頭部分」と表現することが多いです。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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