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「着目」の意味と使い方や例文!「注目」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
着目

【読み方】
ちゃくもく

【意味】
特に注意して見ること。目をつけること。また、目のつけどころ。着眼。

【語源・由来】
「着」は、「一点に注目する。」
「目」は、「め。」

【類義語】
着眼

着目(ちゃくもく)の使い方

健太
この社長は、早くから外食産業の将来性に着目していたんだって。
ともこ
すごいわよね。それが当たったんだから。
健太
天才って着目するところが凡人と違うよね。
ともこ
天才にはかなわないわ。

着目(ちゃくもく)の例文

  1. 着目に価する。
  2. 児童の個性に着目する。
  3. 共通点に着目して分類する。
  4. すでに多くの企業がこの点に着目している。
  5. 生活習慣に着目した疾病対策をする。

「着目」と「注目」の違いは?

着目」に似ている語に、「注目(ちゅうもく)」があります。

注目」は
①注意して見つめること。
②関心をもって見守ること。
③旧軍隊などで、姿勢を正し相手に目をそそいで敬意を表すこと。また、それを命じる語。
という意味です。

着目」は大事なことに注意をすること、目をつけることをいいます。

対して「注目」は、ある物に視線を注ぐ、注意して見るという意味、また、興味を持ったものに意識を集中することをいう語なので意味が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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