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「知恵」の意味と使い方や例文!「智慧」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
知恵

【読み方】
ちえ

【意味】
①物事の道理を判断し処理していく心の働き。物事の筋道を立て、計画し、正しく処理していく能力。
②(智慧)仏語。相対世界に向かう働きの智と、悟りを導く精神作用の慧。物事をありのままに把握し、真理を見極める認識力。

【語源・由来】
「知」は、「物事を見抜く力がある。理解する能力。ちえ。」
「恵」は、「(「慧」と通用)さとく賢い。」

【類義語】
智慧

知恵(ちえ)の使い方

健太
ともこちゃん助けてくれないか。
ともこ
何かあったの?
健太
クラス内で問題が勃発してね。ともこちゃんの知恵を借りたいんだ。
ともこ
いいわよ。話を聞かせて。

知恵(ちえ)の例文

  1. 知恵を働かせて考える。
  2. 成長するにつれて知恵がついてきた。
  3. 知恵の発達を促す教育をする。
  4. 知恵を集めて解決策を考えよう。
  5. 植物たちの生きる知恵から学ぶ。

「知恵」と「智慧」の違いは?

知恵」は「智慧」とも書きます。

ちえ」を辞書で調べると「知恵」も「智慧」も同じ意味です。

しかし、「智慧」は仏教語で、「相対世界に向かう働きの智と、悟りを導く精神作用の慧。物事をありのままに把握し、真理を見極める認識力。」という意味があるという違いがあります。

知恵」にこの意味はありません。

元々は多く「智慧」と書きましたが、今は、「物事の道理を判断し処理していく心の働き。物事の筋道を立て、計画し、正しく処理していく能力。」をいう時は、主に「知恵」と書きます。