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「陳列」の意味と使い方や例文!「展示」「品出し」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
陳列

【読み方】
ちんれつ

【意味】
人に見せるために、品物を並べること。

【語源・由来】
「陳」は「ならべる。つらねる。」
「列」は「つらねる。つらなる。ならびつらねる。」

【類義語】
ディスプレイ、展示

【対義語】
収納

陳列(ちんれつ)の使い方

健太
たくさんの化石が陳列されているね。
ともこ
さすが博物館ね。いろんな年代の化石がそろっているわ。
健太
いつか人間も恐竜のように化石として陳列される日が来るのかな。
ともこ
そういう日が来てもおかしくないわよね。

陳列(ちんれつ)の例文

  1. 下を向いて歩きがちなお年寄りのために、陳列棚の下に商品ジャンルを大きく書いた。
  2. 陳列窓にあるあの赤いバッグがどうしても欲しい。
  3. 店頭の一番目を引く場所に新刊が陳列してある。
  4. 一押しの商品をショーウィンドーに陳列して客を呼ぶ。
  5. 陳列品には手を触れないようご注意ください。

「陳列」と「展示」「品出し」との違いは?

陳列」に似ている語に「展示(てんじ)」「品出し(しなだし)」があります。

「陳列」と「展示」の違いは?

展示」は、美術品・商品などを並べて一般に公開することをいいます。

陳列」も「展示」も、見せるために、物品を並べることをいいます。

しかし「展示」は、大きなもの、「陳列」は、ある程度数があるものに使われることが多いです。

「陳列」と「品出し」の違いは?

品出し」は、「商品を店の奥から出すこと。また、商品を出して店頭に並べること。」という意味です。

品出し」をしてから「陳列」、「展示」を行います。

なので、「品出し」は、「陳列」や「展示」の前の作業のことをいいます。