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「鳥瞰」の意味と使い方や例文!「俯瞰」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
鳥瞰

【読み方】
ちょうかん

【意味】
鳥が見おろすように、高い所から広範囲に見おろすこと。転じて、全体を大きく眺め渡すこと。

【語源・由来】
「瞰」は「みる。みおろす。ながめる。のぞむ。」

【類義語】
俯瞰(ふかん)

【対義語】
仰望、仰視

鳥瞰(ちょうかん)の使い方

健太
この街を鳥瞰したらどんな感じかな。
ともこ
普段見ている町とは違って見えるでしょうね。
健太
自分の目で見てみたいね。
ともこ
空を飛べたらいいなあ。

鳥瞰(ちょうかん)の例文

  1. 塔の上から市街を鳥瞰する。
  2. 花火を鳥瞰すると丸いボール型に見える。
  3. 飛行機から富士山を鳥瞰した。
  4. ともこちゃんは物事の全体を鳥瞰できる人です。
  5. 鳥瞰すると、平等院鳳凰堂が鳳凰の形であることが分かるでしょう。

「鳥瞰」と「俯瞰」の違いは?

鳥瞰」に似た言葉に「俯瞰」があります。

俯瞰」は「高い所から見おろすこと。全体を上から見ること。鳥瞰」という意味です。

鳥瞰」と「俯瞰」は高い所から見おろすこと、全体を上から見るという意味が共通していてほぼ同義です。

鳥瞰」と「俯瞰」の違いは視点の位置です。

俯瞰」よりも鳥の視点である「鳥瞰」の方が高い地点から見下ろしているニュアンスです。

一般的には高さに関わらず「俯瞰」が多く使われます。