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「荼毘」の意味と使い方や例文!「荼毘に付す」とは?(類義語)

【二字熟語】
荼毘

「荼毗」とも書く。
【読み方】
だび

【意味】
火葬。また、葬式。

【語源・由来】
仏教の言葉で「jhāpeti(パーリ)」焼身・焚焼の意。

【類義語】
火葬、葬式

荼毘(だび)の使い方

健太
最近、キリスト教徒でも荼毘に付される人が増えたらしいね。
ともこ
キリスト教徒に対して荼毘に付すという表現を使っていいものかどうかは分からないんだけど、4人に1人は荼毘に付されるらしいわよ。
ともこ
キリスト教徒は土葬がメインだったもんね。
健太
荼毘に付す方が経済的だから増えてきているらしいよ。

荼毘(だび)の例文

  1. 海外で亡くなった彼の遺体は、現地で荼毘に付された。
  2. 亡くなったその日のうちに荼毘に付された。
  3. 被害者のご遺体は荼毘に付されて、証拠が消滅してしまった。
  4. お釈迦様は、この地で荼毘に付された。
  5. ここの人たちは、死人を鉄道線路の近くのところへ持って行って荼毘に附している。(井伏鱒二、黒い雨)

「荼毘に付す」とは?

荼毘」を用いた表現の一つに「荼毘に付す(だびにふす)」があります。

荼毘に付す」とは、火葬するという意味です。

【例文】

  1. 二人の遺体はすぐに荼毘に付され、それぞれの肉親が遺骨を引き取って帰って行った。(柳田邦男、空白の天気図)
  2. 荼毘に付すと、彼はひと握りほどの骨片と化した。