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「他愛」の意味と使い方や例文!「他愛もない」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
他愛

【読み方】
たわい

「たあい」とも読む。

【意味】
①思慮分別。
②「たわいない」の略。一説に、「酒たわい(酒に酔うこと)」の略ともいう。

【語源・由来】
「他愛」は当て字。

【類義語】
愛他、利他

【対義語】
自愛

他愛(たわい)の使い方

健太
昨日は、4時間もスタバに居座ってしまったよ。
ともこ
4時間も何をしていたの?
健太
友だちと他愛もない話で盛り上がったんだ。
ともこ
他愛もない話でよく4時間も話をしていられるわね。

他愛(たわい)の例文

  1. 今から思えば他愛ないことだったのだが、あの時は心の底から傷ついたんだ。
  2. ハリウッドスターは、日常生活の他愛もない一挙手一投足まで注目される。
  3. 喧嘩の原因は他愛もないことだった。
  4. お見合いでは、他愛もない趣味の話をして終わった。
  5. オンの時は集中し、オフの時は他愛もない話で盛り上がる。

「他愛もない」とは?

他愛」を用いた表現の一つに「他愛もない」があります。

他愛もない」とは、
①とりとめもない。思慮がない。
②正体ない。
③張り合いがない。てごたえがない。

という意味です。

【例文】

  1. 健太くんは実に他愛もないことをいう。
  2. 他愛もない勝負だったから、次はもっと手ごたえのある相手を選んできて欲しい。
  3. 聞いてみれば他愛もないことだが、実際はそうではない。