【二字熟語】
多寡
【読み方】
たか
【意味】
多いことと少ないこと。多少。

「多寡」は、数や量が多いか少ないかという意味で、「金額の多寡」のように使うよ。

寄付金の多寡だけでは、協力してくれた人の気持ちは測れないんだニャ。
【語源・由来】
「多」は、
①おおいこと。たくさん。
②まさること。満足すべきこと。
「寡」は、
①少ないこと。
②ひとりもの。やもめ。
このことから、「多寡」はおおいこと少ないことという意味です。
【類義語】
多少
多寡(たか)の使い方

賄賂の多寡で出世が決まるなんて、おかしな話だよね。

そんな会社嫌だわ。

仕事ぶりより渡したお金の額で決まるなんて、納得できないよ。

実力や仕事ぶりで公正に評価してほしいわ。
多寡(たか)の例文
- 寄付金の多寡だけで、その人の善意を測ることはできない。
- 兵士の多寡で勝敗が決まるわけではなく、戦略が大事だ。
- 車両の通行量に多寡があるが、どちらも危険な通学路であることに変わりはない。
- 人の価値を収入の多寡で決められたくない。
- 点数の多寡で勝敗を決めるゲームです。
「多寡をくくる」は漢字間違い?
「たかをくくる」という言葉があります。

「高を括る」は物事を大したことがないと見くびる意味で、「多寡を括る」とは書かないんだよ。

同じ「たか」でも、意味によって漢字を選ぶ必要があるんだニャ。
「多寡を括る」と漢字表記されることがありますが、これは間違いです。
「たかをくくる」は「高を括る」と書き、「低く評価して、大したことはないと見くびる」という意味です。
【例文】
- 簡単に済むだろうと高を括っていた。
- 核戦争はないなどと高を括っていると取り返しがつかないことになる。
のように使われます。
「高」は収穫・収入・知行・生産物などの、額・数量のことを表します。「石高(こくだか)」「現在高」と同じ「高」です。「括る」は「まとめる」「総括する」「内に入れる」という意味です。
このことから、「この位の量や額だろうと予想してまとめる」という意味になります。
ですから「多寡を括る」では意味が通じなくなってしまいます。
「多寡を括る」は誤用なので使わないよう注意しましょう。

















