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「打痕」の意味と使い方や例文!「傷」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
打痕

【読み方】
だこん

【意味】
ものにぶつけてできた傷やへこみのこと

【語源・由来】
「打」は「うつ。ぶつ。たたく。」
「痕」は「あと。あとかた。」

【類義語】

打痕(だこん)の使い方

健太
僕のお気に入りのスツールに打痕傷ができたんだ。
ともこ
それはすぐに直せるわよ。
健太
本当に?
ともこ
蒸気を当てて、サンドペーパーでこすると、ほら直った。

打痕(だこん)の例文

  1. 台風の日に、壁に飛来物による大きな打痕ができた。
  2. フェースの打痕を確認して微調整する。
  3. 打痕がないようにボルトを締める。
  4. ハンマーで打ったような打痕があった。
  5. 鉄の鍋を落としフローリングに打痕が付いた。

「打痕」と「傷」の違いは?

打痕」に似ている語に「」があります。

」の意味は
①切ったり打ったりして皮膚や肉が損ずること。また、その箇所。けが。精神的な痛手にもいう。
②物のこわれ損じた所。われめ。さけめ。
③不完全な所。非難すべき所。欠点。
④恥辱。不名誉。
ということです。

打痕」と「」の違いは、「打痕」はものにぶつけてできたあと、「」はものに刺激を加えて裂けたり破れたりすることをいう点です。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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