【二字熟語】
打痕
【読み方】
だこん
【意味】
ものにぶつけてできた傷やへこみのこと
【語源・由来】
「打」は「うつ。ぶつ。たたく。」
「痕」は「あと。あとかた。」
【類義語】
傷
打痕(だこん)の使い方
僕のお気に入りのスツールに打痕傷ができたんだ。
それはすぐに直せるわよ。
本当に?
蒸気を当てて、サンドペーパーでこすると、ほら直った。
打痕(だこん)の例文
- 台風の日に、壁に飛来物による大きな打痕ができた。
- フェースの打痕を確認して微調整する。
- 打痕がないようにボルトを締める。
- ハンマーで打ったような打痕があった。
- 鉄の鍋を落としフローリングに打痕が付いた。
「打痕」と「傷」の違いは?
「打痕」に似ている語に「傷」があります。
「傷」の意味は
①切ったり打ったりして皮膚や肉が損ずること。また、その箇所。けが。精神的な痛手にもいう。
②物のこわれ損じた所。われめ。さけめ。
③不完全な所。非難すべき所。欠点。
④恥辱。不名誉。
ということです。
「打痕」と「傷」の違いは、「打痕」はものにぶつけてできたあと、「傷」はものに刺激を加えて裂けたり破れたりすることをいう点です。