読み方で悩みやすい漢字の一つに、「達磨」があります。
Q「達磨」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?
次の3択から選んでみて下さい。
達磨の読み方
- 「だるま」
- 「たつま」
- 「だるま」と「たつま」両方とも
このページでは、悩みやすい「達磨」の読み方や意味について詳しく解説していきます。
「達磨」の読み方は、「だるま」?「たつま」?
達磨の正しい読み方は、「だるま」「たつま」どちらなのでしょうか。実際に読むとなると難しい言葉かもしれませんね。
「達」の音読みには「タツ」「タチ」、訓読みには「とお(る)」「とど(く)」「たち」「たし」があります。また、「磨」の音読みには「マ」、訓読みには「みが(く)」「と(ぐ)」などがあります。
しかし、達磨の読み方は「だるま」が正しく、「たつま」は間違いになります。
正解は、①の「だるま」です。
広辞苑には「だるま」の項目はありますが、「たつま」はありません。「だるま」の項目には「梵語Bodihidharma菩提達磨」とあります。
「達磨」の意味
達磨の意味は「南インド至国の王子で、中国に渡り禅宗を始めた人」「達磨大師が坐禅した様子を模した丸い張り子の置物」です。
「達」には「なしとげる」「たっする」の意味があります。また、「磨」には「みがく」「梵語の音訳に用いる語」などの意味があります。
達磨を用いた例文には「達磨に目を入れる」「雪達磨」があります。
まとめ
- 達磨の読み方は「だるま」が正しい。
- 「たつま」と読むのは間違い。
- 達磨は「中国禅宗の始祖」「達磨大師が坐禅した様子を模した張り子の置物」を意味する。