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統率の読み方!「とうそつ」と「とうりつ」正しいのは?

統率の読み方

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「統率」があります。

問題

Q「統率」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

統率の読み方
  1. 「とうそつ」
  2. 「とうりつ」
  3. 「とうそつ」と「とうりつ」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「統率」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「統率」の読み方は、「とうそつ」?「とうりつ」?

読み方

統率の正しい読み方は、「とうそつ」「とうりつ」どちらなのでしょうか。読み方が難しいと感じることがあるかもしれませんね。

「率」の音読みには「ソツ」「リツ」があるので、どちらも読めそうです。

しかし、統率の読み方としては「とうそつ」が正しく、「とうりつ」は間違いになります。

正解は、①の「とうそつ」です。

広辞苑には「とうそつ」の項目はありますが、「とうりつ」はありません。

また、率を「そつ」と読むときと「りつ」と読むときでは、意味も違ってきますよ。

「統率」の意味

意味

統率の意味は「多くの人をまとめてひきいること」「一団の人たちを自分の意志のとおりに行動させること」です。

「統」には「すべる」「おさめる」「一つにまとめる」の意味があります。

「率」を「そつ」と読むときには「ひきいる」「ひきつれる」「みちびく」の意味があります。一方、「りつ」と読むときには「わりあい」「程度」、「すい」と読むときには「かしら」「おさ」の意味もあります。

統率を用いた例文には「一団を統率する」「統率力がある」があります。

まとめ

まとめ
  • 統率の読み方は「とうそつ」が正しい。
  • 「とうりつ」と読むのは間違い。
  • 統率は「多くの人をまとめてひきいること」を意味する。