栄枯の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
栄枯
【読み方】
えいこ
【意味】
①草木の茂ることと枯れること。
②栄えることと衰えること。盛衰。
一つ目は、自然界の成長と衰退を言うんや。二つ目は、うまくいったり、ダメになったりする状態を言うわけやな。人生は上下ありやし、これはそのことをよく表してるな。
【語源・由来】
「栄」は「栄える。」
「枯」は「おちぶれる。衰える。」
【類義語】
興亡、興廃、盛衰
栄枯(えいこ)の解説
「栄枯」っていう言葉には二つの意味があるんだよ。
1つ目の意味は、草木が生い茂ったり、逆に枯れてしまうことを指すんだ。つまり、自然の生命が活き活きと生えていたり、その反対に萎れてしまうことを指す言葉だね。
2つ目の意味は、人や組織、国などが成功したり栄えたりすることと、逆に衰えたり失敗したりすることを指すよ。この意味での「栄枯」はしばしば「盛衰」とも言われるんだ。
例えば、「栄枯常なし」っていう表現は、成功や栄える状態と衰える状態は常に変わっていくという意味だよ。つまり、どんなに成功していてもその状態が永遠に続くわけではないし、同じように失敗や衰えが続くわけでもないってことを伝えているんだね。
だから、「栄枯」っていう言葉は、生命の活発さと衰え、または成功と失敗という二つの反対の状態を表しているんだよ。
栄枯(えいこ)の使い方
栄枯(えいこ)の例文
- 産業の栄枯は、この街に大きな影響を与えた。
- 長い人類の歴史で、興亡と栄枯が繰り広げられてきた。
- そのお地蔵さまは、ずっとそこにあり、戦国の栄枯を見守ってきた。
- 栄枯盛衰の世の中で、彼女は第一線で歌い続けてきた。
- 栄枯盛衰が激しい業界だ。
栄枯の文学作品などの用例
「栄枯盛衰」とは?
「栄枯」を用いた表現の一つに「栄枯盛衰(えいこせいすい)」があります。
「栄枯盛衰」は、栄えたり衰えたりすることという意味です。
「栄枯盛衰」は、衰えた後になって、盛んだった時を回想して使われることが多いです。
また、多くの場合、物事が衰退した後に使われ、かつての栄えた時代を振り返る際に用いられることが多いよ。
何かがうまくいかへんようになったとき、昔はどんなにええ感じやったかを思い出すのに使うことが多いんやな。人生山あり谷あり、みたいな感じやな。
【例文】
- ローマ帝国の栄枯盛衰の物語です。
- 栄枯盛衰は世の習いだ。
2つ目は、成功や発展を経験する状態と、衰退や下降する状態のことを言うよ。つまり、上がったり下がったり、変化のある状態を示すんだ。