「破局」の意味と使い方や例文！「離婚」との違いは？（語源由来・類義語・対義語）

【二字熟語】
破局

【読み方】
はきょく

【意味】
事態が行き詰まって、関係・まとまりなどがこわれてしまうこと。また、その局面。悲劇的な終局。

【語源・由来】
「破」は「物事をだめにする。だめになる。」
「局」は「情勢。」

【類義語】
破滅、壊滅

【対義語】
熱愛、交際、復縁

破局（はきょく）の使い方

あの俳優カップルが破局したらしいね。

破局報道を乗り越えて結婚したカップルもいるわよ。

あのカップルはお似合いだったから、うまくいくといいな。

俳優カップルは、破局すると共演NGになることが多いから、ファンとしては悲しいわよね。

破局（はきょく）の例文

1. 人類が破局に向かっていることは、神だけが知っていた。
2. 両国の関係は、修復が難しい破局に追いやられた。
3. ロシアに制裁を加えなければ、侵攻を許容し世界全体に破局的結果をもたらすことになりかねない。
4. 仮想空間では、恋人関係になることをお砂糖、破局することをお塩と呼ぶ。
5. 頼朝と義経は、所領没収が原因で完全破局に至ったという。

「破局」と「離婚」の違いは？

「破局」に似ている語に「離婚（りこん）」があります。

「離婚」は、「夫婦が生存中に法律上の婚姻関係を解消すること。日本では、協議離婚・調停離婚・審判離婚・裁判離婚の四種がある。」という意味です。

「破局」も「離婚」も、関係の解消をいいます。

しかし「離婚」は、婚姻関係にある場合のみ使われる点が「破局」と違います。