英明の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
英明
【読み方】
えいめい
【意味】
すぐれて賢いこと。また、そのさま。
「英明」という言葉は、とても賢いという意味だよ。また、それを示す様子や行動を指すこともあるんだ。
そうかいな。それはつまり、「えらい頭ええ」ってことやな。頭がいいだけやなくて、その賢さを見せる行動や態度まで含まれてるってわけやな。
ようするに、スマートで賢く、人から見ても「あの人は頭がいいなぁ」と思わせるような人のことを指すんやな。
【語源・由来】
「英」は「すぐれている。すぐれた人。」
「明」は「物事を見分けたり見通したりする力がある。」
【類義語】
英邁
【対義語】
暗愚、愚昧
英明(えいめい)の解説
カンタン!解説
「英明」っていう言葉は、とても賢くて、頭がいいこと、またはそのような状態や様子を表しているんだよ。
例えば、「英明な天子」っていう表現は、とても賢くて、物事をしっかりと理解し、正しい決定を下すことができる天子、つまり国を治める王や皇帝のことを指しているんだ。
この言葉を使うときは、誰かが特に優れた知識や理解力を持っていて、物事を的確に判断できることを褒めたり、尊敬の意を表すんだよ。だから、「英明」っていう言葉は、賞賛の意味で使われることが多いんだね。
英明(えいめい)の使い方
日本には英明な政治家がいないね。
そうね。損得勘定が得意な道理から外れた政治家が多いわよね。
英明な政治家が現れないかな。
国民が強く願えば救世主は現れるものよ。
英明(えいめい)の例文
- 彼は英明な君主として知られています。
- 健太くんは、彼の父と同じ英明な経営者になりました。
- 彼ほどの英明な当主はいないだろう。
- 彼は、実の息子よりも英明な健太くんをかわいがった。
- 財務省は、官庁の中の官庁と呼ばれ、そこで働く官僚は英明の誉れが高い。
英明の文学作品などの用例
「英明闊達」とは?
「英明」を用いた表現の一つに「英明闊達(えいめいかったつ)」があります。
「英明闊達」とは、才知にすぐれ道理に明るく、小事にこだわらないおおらかな性質をいいます。
「闊達」は、心が広く細かいことにこだわらないさまをいいます。
「英明」は「叡明」とも、「闊達」は「豁達」とも書きます。
「英明闊達」という四字熟語は、非常に知恵があって物事の理に明るく、ささいなことにこだわらず、ゆったりとした性格の人を指すんだよ。
ほんまにな、それはつまり、「めっちゃ頭ええし、物事の理屈もよー知ってて、くだらないことにはこだわらんおおらかな人」ってことやな。
こういう人は、あんまり細かいことにはこだわらず、ゆったりと生きてるんやろな。大きな視野で物事を見ることの大切さを教えてくれる言葉やな。
【類義語】
・明朗闊達(めいろうかったつ)
・英姿颯爽(えいしさっそう)
【例文】
・調子の良い時の武帝は誠に英明闊達な理解ある文教の保護者だった(中島敦、李陵)
・健太くんは英明闊達だから、正直に話せばわかってくれるだろう。