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「謁見」の意味と使い方や例文!「謁見の間」とは?(類義語)

謁見の読み方・意味とは?(類義語)

意味

【二字熟語】
謁見

【読み方】
えっけん

【意味】
貴人または目上の人に会うこと。

二字熟語の博士
「謁見」という言葉は、貴人や目上の人と会うことを指すんだよ。
助手ねこ
ああ、そうなんや。つまり、「偉い人や自分より立場の上の人と顔を合わせる」ことを言うんやな。

大事な人と会うって緊張するけど、それも一つの経験やな。

【語源・由来】
「謁」は「身分の高い人に面会する。お目通りする。」
「見」は「人に会う。」

【類義語】
お目見え、目通り、拝謁

謁見(えっけん)の解説

カンタン!解説
解説

「謁見」っていう言葉は、大切な人や立場が上の人に会うことを意味しているんだよ。

例えば、「将軍に謁見する」という文は、将軍という立場が高い人に直接会う、という意味だね。この言葉は、一般的には、王や女王、皇帝などのような高位の人々に会う時に使われることが多いんだ。

だから、「謁見」は、ただ単に「会う」っていうよりも、もっと正式な、そして敬意を表す言葉なんだよ。だから、仲間内で遊びに行くとか、友達に会うときには使わないんだよ。

謁見(えっけん)の使い方

健太
明日、大統領に謁見するんだ。
ともこ
よくアポが取れたわね。
健太
三年前から予約してあったんだよ。
ともこ
大統領って、予約して謁見できるものなの?

謁見(えっけん)の例文

例文
  1. 粘りに粘って、ようやく謁見が許されました。
  2. 紹介状があったので、ローマ法王への謁見が許可されました。
  3. 使節団の一人として宮殿で女王に謁見しました。
  4. 謁見する予定の時刻を過ぎても控えの間で待たされました。
  5. 王様は時間を作り、謁見希望者すべてに会うことにしている。

謁見の文学作品などの用例

  1. ・・・、多人数の下役が来て謁見をする。受持ち受持ちの事務を形式的に報告・・・ 森鴎外寒山拾得

  2. ・・・二箇月目に徳川将軍に謁見して、用人席にせられ、翌年両番上席にせら・・・ 森鴎外安井夫人

「謁見の間」とは?

謁見」を用いた表現の一つに「謁見の間」があります。

謁見の間」の「」は、家のひと区切りをなしている部屋という意味です。

謁見の間」は、目上の人と会う部屋をいいます。

二字熟語の博士
「謁見の間」という言葉は、自分より地位や身分が上の人と会うための部屋を指すんだよ。
助手ねこ
ああ、それはつまり、「目上の人と会う部屋」のことやな。

ちょっとした大切な会議や話し合いをするための部屋ってわけやな。ちゃんとした場所で目上の人と話すことの大切さを教えてくれる言葉やな。

【例文】

  1. 殿さまの謁見の間は、豪華絢爛な造りで往時の権勢が偲ばれた。
  2. 謁見の間は30畳以上あり、ここだけで我が家よりも広い。