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「馥郁」の意味と使い方や例文!「馥郁たる香り」とは?(類義語)

【二字熟語】
馥郁

【読み方】
ふくいく

【意味】
よい香りがただよっているさま。

【語源・由来】
「馥」は「かんばしい。ゆたかな香り。」
「郁」は「香りがいい。かぐわしい。」

【類義語】
匂やか

馥郁(ふくいく)の使い方

健太
桜チップの強い煙で燻した馥郁たるサクラマスが何とも言えずうまい。
ともこ
スモーキー感がたまらないわ。
健太
そういえば、イギリス人はスモーキー感が第五の味覚なんだって。
ともこ
日本人のうま味のような扱いなのね。

馥郁(ふくいく)の例文

  1. 馥郁たる梅の香りに春の訪れを感じる。
  2. 花が馥郁と香る素晴らしい庭だ。
  3. バラの馥郁とした香りが部屋の中に漂っている。
  4. ともこちゃんの家に行くと、いつも馥郁としたお茶を出してくれる。
  5. 母が好きなお香をたいたのか、馥郁とした香りが漂っている。

「馥郁たる香り」とは?

馥郁」を用いた表現の一つに「馥郁たる香り(ふくいくたるかおり)」があります。

馥郁たる香り」とは、かんばしくかぐわしい香りという意味です。

【例文】

  1. 百合の花が馥郁たる香りを放っている。
  2. 馥郁たる香りを漂わせている満開の花が僕の心を癒してくれた。
  3. 得も言われぬ馥郁たる香りが部屋の中に入ってきた。