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「敷設」の意味と使い方や例文!「布設」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
敷設

「布設」とも書く。

【読み方】
ふてつ

【意味】
広い範囲に設置すること。

【語源・由来】
「敷」は「平らに広げて全体に及ぼす。しき延べる。」
「設」は「物を備えつける。組織などを作る。」

【類義語】
埋設

【対義語】
架設

敷設(ふせつ)の使い方

ともこ
健太くん。こんな時間に犬の散歩なの?
健太
今、エアコンの敷設工事をしているから外に出ているように言われたんだ。
ともこ
そのついでに散歩しているのね。
健太
そうなんだ。そろそろ終わったかな。

敷設(ふせつ)の例文

  1. 鉄道を敷設する。
  2. この辺りは地雷が敷設されているので気を付けてください。
  3. 光ファイバーケーブルの敷設工事を行う。
  4. 太陽光発電設備を敷設する。
  5. パイプラインを敷設する。

「敷設」と「布設」の違いは?

敷設」は「布設」とも書きます。

布設」の「」は、「布陣」「散布」のように、「しく。ひろげる。」という意味です。

なので、「布設」と「敷設」は同じ意味です。

一般的に「敷設」が使われますが、水道管だけは「布設」を使います。

本来は「敷設」を使っていましたが、簡単にするために「布設」を使うようになりました。「附属」と「付属」のように、画数の多い漢字を簡易化した例の一つです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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