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「端々」の意味と使い方や例文!「言葉の端々」とは?(類義語)

【二字熟語】
端々

【読み方】
はしばし

【意味】
①あちこちの部分。また、ちょっとした部分。
②あちらこちらの場所。末端の方の場所。

【語源・由来】
「端」は「はし。」

【類義語】
あちこちの部分、あちらこちらの場所

端々(はしばし)の使い方

健太
僕はあの猫に嫌われているな。
ともこ
そうかな。
健太
猫の表情や態度の端々に僕を嫌いなんだということが見てとれるよ。
ともこ
マタタビを買ってきて御機嫌をとったら良いんじゃないかしら。

端々(はしばし)の例文

  1. 試合後の彼の言葉の端々に悔しさが滲んでいた。
  2. 手紙の端々から感謝の気持ちが感じ取られた。
  3. 映像からは、日本文化を大切に思う演出が端々に見られた。
  4. 言葉の端々から仲間を思う気持ちが伝わってきた。
  5. 東北地方も端々の方へ行くと、この大師は女性だという人さえある。(柳田国男、年中行事覚書)

「言葉の端々」とは?

端々」を用いた表現に「言葉の端々(ことばのはしばし)」があります。

言葉の端々」の「言葉」とは、人が声に出して言ったり文字に書いて表したりする、意味のある表現という意味です。

言葉の端々」とは、言うことや文章のあちこちに、また、ちょっとした部分にという意味です。

【例文】

  1. 負けず嫌いな一面が、健太くんの言葉の端々から顔をのぞかせる。
  2. 言葉の端々から、互いを尊重し合う気持ちがにじみ出ている。
  3. 言葉の端々に彼の誠実さが感じられた。