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「負託」の意味と使い方や例文!「負託に応える」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
負託

「負托」とも書く。

【読み方】
ふたく

【意味】
責任を持たせて、任せること。

【語源・由来】
「負」は「おう。せおう。になう。」
「託」は「たのむ。たよる。あずける。」

【類義語】
請託、委任

【対義語】
自主

負託(ふたく)の使い方

健太
知事が、軽率な行動から県民の皆様の負託を裏切ってしまい申し訳なく思いますって言っていたね。
ともこ
謝っても次の選挙ではもう無理よね。
健太
一度有権者を裏切った政治家は、もう無理だよね。
ともこ
残念ながら二期目は無理ね。

負託(ふたく)の例文

  1. 社長の彼に対する負託の大きさが感じられた。
  2. 国民の負託に自信をもって応えられる状態ではなくなった以上辞任する。
  3. 国民から負託を受けた職を途中で投げ出すわけにはいかない。
  4. 国民の負託を受けた政府がリーダーシップを発揮できていない。
  5. 株式会社は、株主と経営が分離され、株主の負託に経営が応える形になっています。

「負託に応える」とは?

負託」を用いた表現の一つに「負託に応える(ふたくにこたえる)」があります。

負託に応える」の「応える」は、「働きかけに対して、それに添うような反応を示す。応じる。報いる。」という意味です。

負託に応える」とは、他人を信じまかせる気持ちに添うような反応を示す、報いるという意味です。

主に、「国民の負託に応える議会を目指します」のように、政治家や官僚の発言で耳にすることが多いです。
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