【二字熟語】
払暁
【読み方】
ふつぎょう
【意味】
明けがた。あかつき。
【語源・由来】
「払」は「やみをはらうように空が明ける。」
「暁」は「夜明け。あかつき。」
【類義語】
黄昏、薄暮
【対義語】
日の出
払暁(ふつぎょう)の使い方
昨日いい夢を見たんだ。
良かったわね。どんな夢だったの?
それが、一生懸命覚えていようとしたんだけど、払暁にはきれいさっぱり忘れてしまったんだよね。
夢ってそういうものよね。
払暁(ふつぎょう)の例文
- 払暁後に出発する予定です。
- 年を取ってから払暁に目が覚めるようになりました。
- 払暁を待って山に登る。
- 払暁のころ、大きな揺れがありました。
- 朝まで飲んでいたのか、父さんが払暁に帰宅した。
「払暁」と「早暁」「黎明」の違いは?
「払暁」に似ている語に「早暁(そうぎょう)」と「黎明(れいめい)」があります。
「払暁」と「早暁」の違い
「早暁」は
明け方。払暁 (ふつぎょう)。
という意味です。
「早暁」と「払暁」は「明け方」という意味で同義語です。
「払暁」と「黎明」の違い
「黎明」は
1 夜明け。明け方。
2 新しい事柄が始まろうとすること。また、その時。
という意味です。
「払暁」も「黎明」も同じ、明け方という意味ですが、「黎明」には、「新しい事柄が始まろうとすること。」という意味がある点が違います。
明け方の表現には他に、彼者誰(かわたれ)、明け(あけ)、夜明け(よあけ)、暁(あかつき)、東雲(しののめ)、曙(あけぼの)があります。