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「付随」の意味と使い方や例文!「附随」「付帯」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
付随

「附随」とも書く。

【読み方】
ふずい

【意味】
つきしたがうこと。また、従属的な関係にあること。

【語源・由来】
「付」は「つける。つく。」「随」は「したがう。ついていく。ともにする。」

【類義語】
付帯、随伴、所属、帰属、付いてまわる、伴う

付随(ふずい)の使い方

ともこ
津波って怖いわよね。
健太
地震に付随する災害だよね。
ともこ
地震だけだったなら、こんなに犠牲者がでなかったでしょうに。
健太
地震の予知が可能になったらいいよね。

付随(ふずい)の例文

  1. 改正に付随する問題の解決策を考える。
  2. 少子化に付随して生じた問題。
  3. 作品の評価はうれしいが、それに付随する社会的評価はなおうれしい。
  4. 利益を求める過程で他の利益が伴うことを付随的利益という。
  5. 業務に付随して、法律の規制を受ける場合がある。

「付随」と「附随」や「付帯」の違いは?

付随」に似た語に「附随」「付帯」があります。

付随」は「附随」とも書くので同じ言葉です。

付帯(ふたい)」は「主なものに付けそえること。」という意味です。
※「附帯」とも書きます。

両語の違いは、

付随」は「ある物事に関連して生じるもの
付帯」は「主な物事に伴ってそえるもの

という点です。

付随」は関連して自然についてくるもの。
(例:契約に付随して定める約款。)

付帯」は意図的に付け加えられたもの。
(例:当社の医療保険は充実した付帯サービスが自慢です。)

となり、微妙なニュアンスの違いがあります。