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「駄々」の意味と使い方や例文!「駄々っ子」とは?(語源由来・類義語)

【二字熟語】
駄々

【読み方】
だだ

【意味】
子供が甘えてわがままを言うこと。むずがること。すねること。

【語源・由来】
地団駄の転。

【類義語】
驕児

駄々(だだ)の使い方

健太
いやだ。いやだ。主役じゃないといやだ―。
ともこ
駄々をこねてもだめよ。主役はもう決まったのよ。
健太
僕が休んでいる間に主役を決めるなんてずるいよ。
ともこ
配役を決める日に休む方が悪いのよ。

駄々(だだ)の例文

  1. ただ、日本の子供のように、理由もなく駄々をこねることがなくなった。(田中康夫、昔みたい)
  2. さっき泣いたり駄々をこねたりしたのは腹が減っていただけなのか。(角田光代、空中庭園)
  3. 当時此の駄々ッ児を相手に出来るのは細川勝元だけであった。(菊池寛、応仁の乱)
  4. その老人は、駄々をこねる孫娘をあやしていた。
  5. 駄々をこねて親を困らせている子がいる。

「駄々っ子」とは?

駄々」を用いた表現の一つに「駄々っ子」があります。

駄々っ子」とは、「よくだだをこねる子。あまえてわがままをいう子。」という意味です。

【例文】

  1. そばには誰もこんな駄々っ子にかまい手がないと知れば、おとなしく寝ているようになりますよ!(エミリー・ブロンテ、嵐が丘)
  2. 普段から甘やかしているから、駄々っ子になったんだ。