画餅の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
画餅
【読み方】
がべい
【意味】
絵にかいたもち。実際の役にたたないもののたとえ。
そやから、これは「見た目ばっかりで、中身がない」みたいなもののたとえやな。見かけにだまされへんようにせなあかんってことやで。
【語源・由来】
「画」は「 絵をかく。」
「餅」は「小麦粉などをこねて焼いて作った食品。」
【類義語】
絵に描いた餅、机上の空論、机上論、空想、理想論、絵空事
画餅(がべい)の解説
「画餅」というのは、文字通り「絵に描かれた餅」のことで、この言葉が表しているのは、何かが形になっているように見えても、実際には何の役にも立たないっていう状況なんだ。
普通の餅は食べることができるし、お腹もいっぱいになるよね。でも、絵に描かれた餅はどんなに本物そっくりに見えても、食べることはできない。だから、実際には役立たないものや、期待していたような効果や成果が得られないものを指して使われることが多いんだ。
例えば、、誰かがとても良さそうな計画やアイディアを持ってきたとしても、それが実際には行動に移せない場合や、期待した結果が得られない場合に、「それは画餅だね」という風に使うことができるよ。また、とても魅力的に聞こえる約束をされたけど、その約束が結局守られなかった場合にも、「画餅」のたとえが使えるよ。
つまり、外見や言葉だけは良いけど、実際には期待通りの結果が得られないときの比喩として使われるんだ。
だから、「画餅」という言葉は、実際には役に立たない、期待外れのものや事を指すときに使われるんだね。
画餅(がべい)の使い方
画餅(がべい)の例文
- その戦略は画餅に終わった。
- ともこちゃんに会えなければ、全ての計画が画餅になる。
- 期待していた遺産相続は画餅になった。
- 健太くんの頭の中の構想をともこちゃんは画餅だと笑った。
- 分裂した保守勢力の合同は、画餅に等しい。
画餅の文学作品などの用例
「画餅に帰す」とは?
「画餅」には「画餅に帰す」ということわざがあります。
「画餅に帰す」は、計画などが実現できなくて、せっかくの苦労が無駄になるという意味です。
具体的には、せっかくの努力や取り組みが水の泡となってしまうことだね。
まあ、絵に描いた餅は、見てるだけでお腹はふくれへんからなぁ、それと一緒やね。せっかくの計画も、結局は絵に描いた餅と同じで、実際には何も得られへんってわけや。
「その企画も画餅に帰した。」「画餅に帰した改革の構想」というように使われます。
だから、見た目だけで実際の役に立たないものを指して使われる言葉なんだよ。